地球

遥か昔
混沌に閃光が走り
彼女は生まれた

やがて彼女は
数多の生命を宿す

  慈しみ
  愛を注ぎ
  惜しみなく与え…

何時の間にか
生命の一粒より
大きな力が生まれた

その子等は
限りなく彼女を搾取する

  その身を削り
  血を啜り
  全てを奪い去り…

混濁する意識
疲弊する体躯
力尽きる、最期の一瞬まで

それでも尚
彼女は与え続ける
今、この瞬間でさえ

彼女は夢見ている
何時か得られる
休息の時を

全てを無に帰す
滅びの刻を…



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