勝手連ヤマト


第32話



西暦2199年。ブラックタイガー隊の収容にかかっていたヤマト。
損傷した山本機の着艦路への誘導と、興奮した加藤の自室への誘導に手間取ったが、何とか全機収容を完了した。

それを見届けた沖田は、艦内マイクを取った。
沖田「諸君…。」
艦内に緊張が走る。
沖田「(タラッタッタラッ♪)あなたの傍で〜あぁ暮らせるならぁば〜♪辛くはないぃわぁ〜、この東京砂漠ぅ〜!!」
全員「 ⌒(;_□_) ホワーイ」
艦内に、ズッコケない者はいなかった。
沖田「あぁうつむかないぃでぇ〜♪歩いてゆけぇるぅ〜、この東京…」
古代「ツカツカツカ ≡(#-゙-)ノ?〃 バッ ←マイク没収」
⇒続く



2002-05-25 01:41
 



第32話続



沖田「なんじゃ、最後の気持ちいいフェルマータだと言うのに」
古代「オウオウオウ、此処をどこだと思っとんじゃワレェ! (メ-゙_-)
沖田「すまん、マイクを持つとつい昔を思い出してしまってな」
相原「昔っつーか、223年ぐらい前の歌だけどなぁ」
沖田「これでも若い頃は、ワシの美声を聴いて涙せぬ女はおらなんだぞ」
真田「『世界の女を股に』発言と言い、どうやらコノ艦長、元遊び人だな…。」
古代「そんな事はどぅでもイイッ!何か訓示でもするつもりだったんでしょ!? o(ToT)o
沖田「おお、そうだったのソーダフロート♪さっきも言ったが、ワープをかけるぞ」



2002-05-25 02:02
 



第33話



西暦2199年。人類初の恒星間ワープに挑まんとするヤマト。

島「艦長、ワープ航法はやった事がないので、方法が判らないのですが…。」
太田「ワープ装置搭載艦なんて、ヤマトが最初ですからね」
沖田「心配ない、簡単だ。操舵席右下の赤いボタンを押してみろ」
島「はい」
ポチッ。ガアアー。
ボタンを押すと、操舵席の引き出しからディスプレイとキーボードが出てきた。
島「これで、コマンドを入力すればいいんですか?」
沖田「基本的にはそうだ。ただし、入力方法が少し特殊だ」
島「はぁ」
少し待っているとハードディスクの回転音がし始め、画面が表れた。
⇒続く



2002-05-25 20:13
 



第33話続



ディスプレイに現われた画面は…

『例外0Eが発生しました。このまま続行するにはEnterを、コンピュータを再起動するにはCtrlAltDelキーを押して下さい。この場合、保存されていないデータは失われます』

島「………。 (-_-;)
沖田「ありゃ、今日はマシンの機嫌が悪いようだな。まぁよくある事だ、すまんが再起動してくれ」
古代「よくある事なのかよ…ワープ制御コンピューター…。 (-゙-;)

気を取り直して再起動。

『ヤマト・タイピングワープシステムver6.0 *HIT ANY KEY*』
島「…どれでもキーを押せばいいのか?」
カチャ。
沖田「(うーむ、何か忘れてる気が…。)」
⇒続く



2002-05-25 20:36
 



第34話



西暦2199年。ワープシステムの取り扱いに悩むヤマト乗員達。

島「ん、なんかグラフが出てきたな」

『次の言葉をタイプし、グラフの交点に時間軸が合った瞬間にEnterを押して下さい:』
島「…。 (--;)
『不思議時空発生(FUSHIGIJIKUUHASSEI)』
島「………。 (--;)
古代「…何デスカ、コリハ…」
沖田「一からプログラミングする時間がなくて、古いゲームソフトをベースに使ったと聞いておるが」
太田「古すぎ!さっきから、一体どこの20世紀ヲタクが話を仕組んでるんだ?」
相原「つうか、アレをどう改造したら実際にワープできるんだろう」
南部「君らも詳しいよね」
⇒続く



2002-05-27 19:46
 



第34話続



島「ええい、ヤケクソじゃいオンドリャ!打ちゃいいんだろ打ちゃあー!」
雪「まぁ、島君がキレたわ。駄目よビルに突っ込んだりしちゃ」

カタカタカタ…ブー。
島「ん、今度は何だ?」
『>不死疑似食う八世…タイプミス!後2回です』
真田「どうやら、変換が間違っていた様だな」
『やり直し:魔空空間に引きずり込めぇ(MAKUUKUUKANNIHIKIZURIKOMELE)』
島「あぉぉぉー!またこんな訳判らん言葉か!」
雪「なかなか難易度の高い問題が続くわねぇ。初心者モードとか無いのかしら」
古代「雪、ちゃんとレーダー見とけよ…ああッ!」
島「うるせぇ!」
古代「違う、左舷に!」



2002-05-27 20:02
 



第35話



西暦2199年。ワープに手間取るヤマト。
そしてカロンの地平線から、デコボコにひしゃげたガミラス戦艦が1隻、不気味な月の様に昇ってきたのだった。

太田「早くワープを!」
島「おりゃ!」
パコッ…ブーッ。
真田「駄目だ!グラフが合ってない。早過ぎだ」
島「ぬおぉぉー!」
南部「げ、迎撃します!」
沖田「いかん!ワープには全エネルギーが必要だ。戦闘にエネルギーを使ったら、また溜め直しになる。次の敵に捕まる可能性も上がるぞ」
徳川「ふぉっふぉっ、島ァ。最後はきっと『幻夢界発生マシン作動』じゃて、心の準備せやぁ」
島「何を根拠に…あッ当たりだ!?(爆)」



2002-05-28 12:07
 



第36話



西暦2199年。ヤマトに向け、緩慢な舵を合わせるシュルツ艦。

シュルツは初め、眼を疑った。僅か千kmばかりの距離に、あのヤマトが長い横腹を晒している。しかも、完全に静止して。
(当たる。今ならこの瀕死の艦でも)
彼は天佑を感じた。
艦はヤマトを見下ろす高度まで上昇して、やっと舵を調整し終えた。そしてバーニアを全開し、巨大な運動エネルギーの塊と化した。

が、標的は突如消滅した。
(…!そうか、ワープも可能なのか。ならば奴等の目的地は、1つ)
操舵手「だめです、舵が今の状態では…!」
シュルツ「総統、ご無事を!」

カロンの地表が、割れた。



2002-05-13 19:32
 
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